【フィリピン・イロイロ旅完全ガイド】マニラからの行き方・市内アクセス・海辺グルメ・歴史スポットまで1日満喫旅レポート

フィリピン・イロイロ旅行 イロイロ
イロイロ市内の行き方からおすすめ海鮮料理まで丸ごとレポート

フィリピン・ビサヤ地方に位置する「イロイロ(Iloilo)」は、歴史的な街並み、海の幸が豊富な食文化、そしてローカルの優しさが魅力の街です。セブ島やボラカイに比べれば観光地としては控えめな印象ですが、実際に訪れると過去のコロニアル建築と活気あるフィリピンの暮らしが共存し、ゆったりとした時間を過ごせる場所だと感じます。今回は、マニラからイロイロ空港へ移動し、市内グルメと観光スポットを巡った1日の旅の記録です。

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イロイロとは?歴史と街の雰囲気

イロイロはフィリピン中部ビサヤ地域の主要都市で、スペイン統治時代の影響を強く残す歴史的な街並みが特徴です。港町として発展した歴史をもち、交易によって文化や食が豊かになった地域でもあります。市内にはアメリカ統治時代の建物も残っており、近代的なショッピングモールとレガシー建築が混在する独特の雰囲気があります。また、海が近いためシーフード料理が特に有名で、ビーチ沿いのレストランや屋台でも新鮮な海の幸を楽しめます。

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セブパシフィック航空でマニラからイロイロ空港へ移動

マニラからイロイロへ向かうには、国内線の利用が便利です。今回は安定した価格と本数の多さで人気のセブパシフィック航空(Cebu Pacific Air)を利用しました。マニラのニノイ・アキノ国際空港(NAIA)ターミナル3からの出発で、フライト時間は約1時間〜1時間10分です。

空港内は比較的混雑しますが、国内線はチェックインもスムーズで、搭乗券を受け取ってからゲートまでの移動も簡単です。座席はシンプルな構成ながら、短距離フライトには十分なスペースがあり、離陸後はあっという間に下降に入るほどの短さです。機内から見えるビサヤ諸島の島々はとても美しく、晴れた日には絶景も楽しめます。

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イロイロ空港から市内までの移動方法

イロイロ国際空港に到着すると、到着ロビー前には市内行きの交通手段が複数用意されています。一般的なのは以下の2つです。

空港シャトルバン(Van)

・料金:50〜70ペソ前後
・行き先:市内中心部(Iloilo City Proper)、モール、ホテル周辺など
・所要:約30〜40分

乗り場は空港出口すぐのエリアにあり、列ができていることも多いですが回転は早めです。

ジプニー(Jeepney)

空港から直接出ているジプニーは限定的ですが、一度ハイウェイ沿いまでトライシクルで出てから乗る方法もあります。ただし荷物が多い場合はやや難易度が高いため、旅行者にはシャトルバンが最も安全で便利だと感じました。

バンの車内から見るイロイロの街並みは、思った以上に整備されていて、ショッピングモールや銀行、レストランが並ぶ近代的な景観です。道路の幅も広く、想像よりも都市的な印象を受けました。

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イロイロ市内で朝食:アメリカンレガシーレストランでハンバーガーを堪能

市内に到着後は、まず朝食のためAmerican Legacy Restaurantへ向かいました。この店はアメリカ統治時代の雰囲気を残すレトロな内装で、ネオンサインやクラシックなポスターに囲まれて食事ができます。

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朝からハンバーガー?と思うかもしれませんが、イロイロは意外とアメリカンフードが美味しい街で、ここでも肉厚のパティが自慢とのこと。

ハンバーガーの詳細

・パティはジューシーで、肉の旨味がしっかり詰まっている
・バンズはふわふわで甘さ控えめ
・ソースは酸味のある特製ドレッシング
・付け合わせはカリッと揚がったフレンチフライ

フィリピンの朝は意外とボリュームがあっても大丈夫で、このハンバーガーもぺろりと完食できてしまうほど美味しかったです。

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ヴィラビーチの水上レストランでシーフードランチ

朝食後はジプニーを乗り継ぎ、海沿いの**ヴィラビーチ(Villa Beach)**へ向かいました。海に面したローカルなエリアで、観光客も多い場所です。ここでのお目当ては、竹でできた水上レストランでのシーフードランチです。

床も柱も天井も竹で作られ、海風が吹き抜ける雰囲気はまさに南国。テーブルの下にはゆらゆらと海水が揺れ、開放感たっぷりです。

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焼き牡蠣(Grilled Oysters)

殻ごと焼かれた牡蠣はぷりぷりで、じゅわっと潮の旨味が広がります。レモンを少し絞ると一気に爽やかになり、磯の香りも引き立ちます。

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パングス(Pangus/ミルクフィッシュ)

フィリピンでよく食べられる淡白な白身魚で、炭火で焼いた香ばしさが絶品でした。皮はパリッと、身はふんわりと柔らかい食感で、ご飯が欲しくなる味です。

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焼き海老

シンプルに塩と胡椒で焼かれたスタイルで、身はしっかり締まっていて味が濃厚です。殻ごと焼くことで香ばしさが増し、海辺ならではのローカル感が楽しめます。

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フィリピン風焼き鳥串(Chicken Inasal)

炭火で焼かれた鶏肉に、カラマンシーと少量の醤油をかけて食べるスタイルです。甘みと酸味が絶妙に混ざり合い、海の料理ともよく合います。

全体的に素材が新鮮で、焼きたてがすぐにテーブルへ運ばれてくるため、どれも香りが良く、海風と相まって最高のロケーションで味わえました。

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イロイロを代表する歴史スポット:モロ教会を見学

ランチ後は、市内に戻り**モロ教会(Molo Church)**へ向かいます。白い石造りの外観が美しいカトリック教会で、ゴシック様式の建築が特徴です。イロイロ市の象徴的存在で、現地の人々の信仰を大切にする姿が感じられます。

内部は静謐で、ステンドグラスから差し込む光がとても美しく、観光客でも心が安らぐ空間でした。アクセスも良く、ジプニー路線の「Molo」行きに乗れば簡単に到着できます。

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夕食:Tatoy’sで豊富な海鮮料理を堪能

夕方には再び海沿いへ戻り、イロイロで特に有名なシーフードレストランTatoy’sを訪れました。広々とした敷地に複数の建物が並び、地元の家族連れや観光客で常ににぎわっている名店です。海風が吹き抜けるオープンエアの席で、ゆっくりと料理を味わえるのも魅力です。

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焼きチーズ牡蠣

大ぶりの牡蠣にとろりとしたチーズをたっぷり乗せ、表面をこんがり焼いた一品です。牡蠣のミルキーな味わいとチーズの濃厚さが口いっぱいに広がり、一口食べるだけで“海鮮の宝石箱”のような贅沢感があります。

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魚のグリル

その日の水揚げによって種類が変わるローカルフィッシュの丸焼きで、炭火の香ばしさがしっかり身に移っています。身はふわふわで、骨離れも良く、レモンを絞るとまた違った味わいが楽しめます。シンプルだからこそ素材の良さが際立つ料理です。

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海老のフリッター

衣はサクサクで軽い食感ながら、中身の海老はプリッと引き締まっており、火の通りが絶妙です。噛んだ瞬間にふわっと香る甘みと、衣の香ばしさのコントラストがクセになる味です。ソースは酸味の効いたスウィートチリソースが添えられており、海老の甘さを引き立ててくれます。

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Tatoy’sはどの料理もレベルが高く、海の幸を味わいたい人には必ずおすすめしたいレストランです。


夜はMO2ICEクラブBARでカシスオレンジのタワーを注文

夕食後はイロイロ随一のナイトスポット、MO2ICEクラブbarへ足を運びました。店内はネオンが輝き、現地の若者や観光客が多く、音楽も明るく盛り上がった雰囲気です。イロイロの夜を楽しむにはぴったりの場所でした。

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ここで特に印象に残ったのが、カシスオレンジをタワー形式で提供するドリンクです。透明なタワー容器に赤いカシスオレンジが揺れ、ライトに照らされて美しく輝いていました。グラスに注いだ時の甘酸っぱい香りもよく、アルコールが強くない人でもするすると飲めてしまう優しい味わいです。食後のまったり感と夜の高揚感、どちらも楽しめる時間になりました。

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旅の感想

今回のイロイロ旅行を振り返ると、この街が“観光派・食派・歴史派”のすべてに優しい場所だということを強く実感しました。マニラからのアクセスは良く、市内移動も分かりやすく、初めての街でも困る場面がほとんどありませんでした。

朝のアメリカンレストランで感じたレトロな雰囲気、ヴィラビーチの水上レストランで味わった新鮮な海の幸、モロ教会の静謐な空気、Tatoy’sの海鮮料理、そしてICEバークラブの夜の熱気。どれも違った表情を持ちながら、イロイロという街の多彩さを感じさせてくれる時間ばかりでした。

観光地としての派手さは控えめかもしれませんが、どこか素朴で温かく、旅人をすっと受け入れてくれる懐の深さがあります。海沿いの風、ローカルの素朴な笑顔、料理の美味しさ。どれも“また戻ってきたい”と思わせてくれる魅力が詰まっていました。

終始リラックスして楽しめるイロイロは、フィリピン旅行の中でも非常に満足度の高い都市です。次回はもっとゆっくりと滞在し、周辺の島や伝統料理もさらに深掘りしたいと感じる旅になりました。


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