香港空港から中国深圳へ最短1時間!上水経由の裏ワザを実録。2階建てバス&電車で楽々国境へ行くガイド

香港・深圳 国境越え 完全版 香港・マカオ
空港から1時間!深圳への最短ルートはこれだ

香港国際空港に降り立ち、そのまま中国・深圳(シンセン)を目指す皆さん。どうやって移動しようか迷っていませんか?

「空港からフェリーは本数が少ないし高い……」 「モンコックまで出て電車に乗るのは時間がかかりそう……」

そんな悩みを一発で解決するのが、今回ご紹介する**「上水(シャンスイ)経由」**のルートです。実際に私が体験してきたこのルートは、単に「早い・安い」だけでなく、香港の絶景を楽しめる最高の移動体験でした。

今回は、快適すぎる2階建てバスの旅から、拍子抜けするほどスムーズだった中国入国の裏側まで、余すところなくレポートします!

LWB-5508-1-big

なぜ「旺角(モンコック経由)」ではなく「上水経由」なのか?

まず最初に、なぜ多くのガイドブックが勧める「旺角(モンコック)経由」ではなく「上水経由」を推すのか、その理由をはっきりさせておきましょう。

地図を見ると一目瞭然ですが、香港空港は西側にあり、目的地の羅湖(ラコ)は北側にあります。モンコックは空港から見て南東に位置するため、一度南下してから北上するという「V字」の動きになり、大きなタイムロスが発生します。

一方で上水は、空港から北東へ一直線。

上水経由: 約1時間 / 約60香港ドル

香港国際空港から上水駅へ(バス)

  • 利用するバス: A43 または A43P(龍運バス / LWB)
  • 乗り場: 空港のバス乗り場(Ground Transportation Centre)から「粉嶺・上水(Fanling / Sheung Shui)」行きに乗車します。
  • 下車駅: 上水駅(Sheung Shui Station)
  • 所要時間: 約45分〜1時間(交通状況によります)
  • 料金: 32.4香港ドル(オクトパスカード利用可)

上水駅から羅湖駅へ(電車)

  • 利用する路線: MTR 東鉄線(East Rail Line)
  • 乗車: 上水駅から「羅湖(Lo Wu)」行きの電車に乗ります。
  • 注意点: 同じホームに「落馬洲(Lok Ma Chau)」行きも来るため、電車の行き先を必ず確認してください。
  • 所要時間: 約7分(1駅)
  • 料金: 約25〜30香港ドル(空港からの通し料金ではなく、上水駅からの運賃がかかります)

旺角(モンコック)経由: 約2時間 / 約80香港ドル + 乗り換えに人混みの中徒歩15分の重労働

空港から直接羅湖へ向かうよりも時間はかかりますが、旺角で食事や買い物を楽しみたい場合に適しています。

香港国際空港から旺角へ

空港から旺角へは、バス(エアポートエクスプレスより安価で目的地に近い)を利用するのが一般的です。

  • 利用するバス: A21(城巴 / Citybus)
  • 乗り場: 空港バス乗り場(Ground Transportation Centre)
  • 下車バス停: 旺角中心(Argyle Centre) または 銀行中心(Bank Centre) など(彌敦道 / Nathan Road 沿い)
  • 所要時間: 約45分〜1時間
  • 料金: 34.6香港ドル

旺角から羅湖へ

旺角からは「MTR東鉄線」一本で羅湖まで行くことができます。

  • 乗車駅:旺角東駅(Mong Kok East Station)
    • 注意: 地下鉄の「旺角駅」とは別の駅です。徒歩で約10〜15分ほど離れていますが、ショッピングモール(MOKO)などを経由する連絡通路でつながっています。
  • 利用する路線: MTR 東鉄線(East Rail Line)
  • 行き先: 「羅湖(Lo Wu)」行きに乗車
  • 所要時間: 約40〜45分
  • 料金: 約40〜45香港ドル

特に大きなスーツケースを持っている場合、人混みの激しいモンコックを歩くのは修行に近いものがあります。スマートに旅をするなら、上水経由が「正解」なのです。

旅の目的が香港ではなく深圳の場合は、空港から旺角(モンコック)を経由せずに深圳へ向かいましょう。


香港国際空港から深圳へバスと電車で行く比較表

ルートA:上水経由(最短・直行)ルートB:旺角経由(寄り道・観光)
主な経路バス(A43) + MTR(東鉄線)バス(A21) + 徒歩 + MTR(東鉄線)
合計所要時間約55分〜70分約1時間45分〜2時間(※移動のみ)
合計料金約60香港ドル約75〜80香港ドル
乗り換え回数1回(上水駅)1回(旺角)+ 徒歩移動
おすすめの人早く、安く、楽に深圳に行きたい方深圳に行く前に香港で食事や買い物をしたい方

移動すらエンターテインメント!バス「A43」の特等席へ

空港の到着ロビーを出たら、右手の「バス(巴士)」の案内に従って進みます。目指すは「A43」または「A43P」のバス停です。

2階最前列は「動く展望台」

運良くバスが来たら、迷わず2階の最前列へ向かってください。ここがこの旅の特等席です。巨大なフロントガラス越しに、香港のダイナミックなハイウェイやコンテナターミナル、そして緑豊かな郊外の景色が180度のパノラマで広がります。

A43Bus_ landscape 1

驚きの最新設備

驚いたのは、その車内設備です。

  • 無料ワイファイ(Wi-Fi): 移動中に深圳のホテルや地図をチェックするのに最適。
  • ユーエスビー(USB)充電ポート: 長時間のフライトで減ったスマホのバッテリーを、移動中にフル充電できます。
A43bus_inside_01

冷房の効いた快適なシートに座り、絶景を眺めながら充電もバッチリ。これぞ賢い旅人の移動術です。

A43bus_inside_02
A43bus_inside_03
A43Bus_ landscape 2

上水(シャンスイ)駅での乗り換えは「迷子ゼロ」の超親切設計

バスに揺られること約50分。終点に近い「上水駅」で下車します。

Shansui_Station1

ここで感動したのが、そのアクセスの良さです。バスが停車するのは、まさに駅の入り口の真ん前。重い荷物を持って地図アプリを睨む必要なんてありません。バスを降りて30秒後には、エムティーアール(MTR)の改札に立っているはずです。

駅前の活気は「リアルな香港」

駅前はとにかく人が多く、バイタリティに溢れています。買い物袋を提げた地元の人々で行き交う様子は、まさに香港の日常そのもの。 ここでオクトパスカードをピッとタッチして構内へ。「羅湖(ラコ)」行きのホームへ進みましょう。電車は数分おきに来るので、焦る必要はありません。

Shansui_Station2

いよいよ国境へ。一駅だけのショートトリップ

上水駅から羅湖駅までは、たったの一駅、約7分の乗車です。 車内には深圳を目指す大きな荷物の旅行者や、仕事帰りの人々が入り混じり、独特の活気が漂います。窓の外に川が見えてきたら、そこが香港と中国を分ける境界線です。

MTR東鉄線

浮いた時間とお金で深圳を楽しもう!

ゲートを抜けると、そこにはもう深圳の広大な駅前広場が広がっています。 空港を出発してからわずか1時間強。モンコック経由で消耗していたら、まだ電車の中にいたかもしれません。

今回のルートのまとめ:

  • 空港からバス「A43」で上水へ(Wi-Fi・充電あり、絶景あり!)
  • 上水駅からMTR(エムティーアール)で羅湖へ(駅直結で迷わない!)
  • 国境は入国カードとエックス線検査だけで、あっさり通過!
a4301AirportBus

節約できた時間と20香港ドルがあれば、深圳に着いてすぐに美味しいタピオカミルクティーを飲んだり、豪華なマッサージを受けたりすることができます。

これから香港から深圳へ向かう皆さん。ぜひこの「上水ルート」を使って、スマートで快適な旅を楽しんでください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました